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本当の自分に出会う物語「コトちゃんはひきこもり」(15)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【小学時代】

 

 

 

ユリとは幼馴染(おさななじみ)で、小学一年の時、同じクラスになった。

 

その頃から僕とユリとは普通に仲が良かった。

 

お互い音楽が好きで小学4年の時、二人は音楽クラブに入った。

 

僕はパーカッション、ユリはオルガンや鍵盤ハーモニカの担当だった。

 

演奏を練習する傍ら、休憩時間や練習終了後に、僕はユリから音符の読みかたや、音楽記号の意味を教わった。

 

しかし、ある時から話が脱線するようになった。音楽の話から脱線した会話は、家族の話やテレビの話に始まり、お互いが持っているすべての情報をお互いが口にするようになった。

 

そして、その情報に伴う「好きだ」とか「嫌いだ」とかという感情や気持ちも、お互いに全て表現し、それをお互いに共有するようになっていた。

 

もちろん話の内容は、「私は、柴犬よりチワワが好き!」「えー、そおかなあ?柴犬のほうがかわいくねえ?オレは、柴犬のほうが好きだなあ。」みたいな、たわいのない内容だった。

 

が、なぜか僕とユリとは、その会話そのものを楽しみ、その楽しさゆえに時間を忘れるようになった。

 

僕とユリとは仲良くなることが運命づけられていたかのように、自然な流れで仲良くなった。

 

仲良しになるその流れには、何の抵抗もなかった。

 

真っ直ぐな川の流れのように。

 

静かだが大きな力で、まっすぐに流れる川の流れに乗るようにして、小学生の僕とユリとは自然に仲良くなった。

 

もちろん僕はユリが好きだったし、きっとユリも僕のことが好きだった。

 

けれど、小学生でありながら、なぜか、僕たちは恋愛を仲間はずれにしていた。

 

なぜだかは分からないが、恋愛を仲間はずれにしながら僕たちは仲良くしていた。きっと、お互いに「恋愛は、美しく綺麗なものではない。」と思っていたからだと思う。そして、たぶん「恋愛を仲間はずれにする」という暗黙のルールが、お互いに無理なことを要求したり甘えさせたりしない、仲人のような役割を担っていた。

 

 

つづく

 

 


 

 

 

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公開日 カテゴリー スカイプカウンセリング, 本当の自分, 自分が好きになるタグ , , , , , , ,

のぶさんについて

  昭和44年、大阪生まれ。   大学卒業後、パソコン仕事と長時間運転により、頚椎ヘルニアと診断されました。   整形外科では手術を勧められましたが、 友人知人から「手術は危険だからやめておけ。」という助言を受け、手術を避けました。そして、整体院に通いました。   同時にヨガにも取り組み、首、肩、腰の痛みを治癒しました。 その時の気づきが「呼吸と瞑想が、自然治癒力を引き出す」でした。   また、メンタル面では、罪悪感が強く自己犠牲的な生き方しかできませんでした。なので、自信を持てませんでした。 しかし、瞑想を重ねる中で、自分の内側に愛・才能・価値があることに気づきました。なので自己肯定感を持てるようになりました。   そんな経験から、「自分が好きになり、わくわくシンクロを体験しながら、純粋な愛で人とつながる」ことが「幸せ」だと悟るに至りました。 平成25年5月に、てもみ「コリトル」を起業し、 現在、「心身の癒やし」「本当の自分との出会い」「自分が好きになる」「わくわくとシンクロで生きる」をサポートしています。   お会いできることを楽しみにしております。

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