コンテンツへスキップ

続・幸せの方程式(31) 【 インディア ③ シャンカール 】

幸せの方程式(31)

 
 
 
 
 

【 インディア ③ シャンカール 】

 

 

ガンジス川上流、静かな田舎に住むシャンカールは、僕を出迎えたが、表情一つ変えず何も語らず無言のまま僕をヨガの道場へと案内した。

シャンカールは、既に、抜き差しならない状況であることを察知していた。

僕の質問をも悟っていたかもしれない。

インドの夏は、うだるように暑い。

シャンカールは、20畳ほどのヨガ道場へと僕を案内した。

部屋の片隅に、小学校で使われていそうな小さな椅子二つと机一つが置いてある。机の上には、ティーポットと、ソーサー付のティーカップも準備されていた。

ティーポットには、シナモンの良い香りがするチャイがたっぷりと入っている。

シャンカールは、僕の状況を事前に察知し、最上のおもてなしを用意してくれていた。

僕たちは無言のまま、その小さく硬い椅子に座った。

シャンカールが静かに語り出す。

「ユウは、形の無いものをどれくらい認識して生きてきたのかね?」

「つまり、生きてきた時間の何分の一を非物質的なものを感じる時間に費やしてきたのかね?」

「その前にユウ自身、形の無いユウであるという認識を持ったことがあるのかい?」

「ユウは、形が無いユウであることを、知らないのか?」

シャンカールの誘導に従って、僕の「潜在意識と不幸を呑み込む」旅が始まった。

約5時間後、僕は、ゆっくりと静かに目を開けた。

「潜在意識の旅」は、終わった。 
 
 
目の前にシャンカールはいない。 
 
シャンカールを乗せていた小さな木製の椅子は、渋谷駅で主人の帰りを待つ忠犬ハチ公のように、遠くの一点を見つめながら寂しそうにジッと主人の帰りを待っている。 
 
 
 
 
 
 
 
公開日 カテゴリー スカイプカウンセリング, 本当の自分, 無から有タグ , , , , , , ,

のぶさんについて

 
昭和44年、大阪生まれ。
 
大学卒業後、パソコン仕事と長時間運転により、頚椎ヘルニアと診断されました。
 
整形外科では手術を勧められましたが、

友人知人から「手術は危険だからやめておけ。」という助言を受け、手術を避けました。そして、整体院に通いました。
 
同時にヨガにも取り組み、首、肩、腰の痛みを治癒しました。

その時の気づきが「呼吸と瞑想が、自然治癒力を引き出す」でした。
 

また、メンタル面では、罪悪感が強く自己犠牲的な生き方しかできませんでした。なので、自信を持てませんでした。

しかし、瞑想を重ねる中で、自分の内側に愛・才能・価値があることに気づきました。なので自己肯定感を持てるようになりました。
 
そんな経験から、「自分が好きになり、わくわくシンクロを体験しながら、純粋な愛で人とつながる」ことが「幸せ」だと悟るに至りました。

平成25年5月に、てもみ「コリトル」を起業し、

現在、「心身の癒やし」「本当の自分との出会い」「自分が好きになる」「わくわくとシンクロで生きる」をサポートしています。
 
お会いできることを楽しみにしております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です